2012年2月23日木曜日

将棋盤の桐覆いに関する質問です。

将棋盤の桐覆いに関する質問です。

桐覆いを自作しようと考えております。そこで質問なのですが、一般に、桐覆いの内寸には、将棋盤のサイズより、前後左右にどのくらいの遊び(隙間)(前後各何ミリ左右各何ミリ、等々)がもたせられてあるものなのでしょうか?

また盤の厚みに対しては、どんな按配(盤の厚みより下方へ何ミリ長くとってあるとか、または厚みとぴったりとか、等々)でしょうか?

お詳しいかた、ご教示下さい。よろしくお願いします。


|||



桐の盤覆いの内寸は盤の大きさよりも1分(約3mm)広く、1分深く作るのが理想であります。何故かならば、桐覆いは盤にじかにかぶせるのではなく、ウコンの布で盤を覆った上にかぶせるのでありますから、布一枚分の間隙を見込んだ寸法なのであります。間隙が多すぎるとがたついて盤を傷める危険性があります。

ちなみに布覆いは、木口側(対局者側)は盤の厚さより3分深く、木端側(観戦者側)は1寸5分深く作るものです。何故かならば、盤を持ち運ぶ時にこの1寸5分のところに指が当たりますので、盤の裏側に手垢がついて汚れることがないからであります。木口側が短いのは、脚の曲線美を隠さない為であります。

0 件のコメント:

コメントを投稿