脳内将棋盤の作り方を教えて下さい。初期配置は浮かびますが、それだけで、詰将棋に使ったり、実践の読みにも使えません。どうしたら使える脳内将棋盤を作れますか?
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脳内将棋盤は、「作る」というより「出来上がる」という感じですかね。毎日毎日将棋と接して、とにかくじっくり真剣に考えた結果、出来上がったものだと思います。
初期配置は浮かびますよね。なら、初手▲7六歩の局面もOKですよね。二手目△3四歩はどうですか?次▲2六歩・・・といったように自分の限界まで脳内で再生して見る事です。決して目をつぶる必要はありません。目で初期配置を見ながら、脳内将棋盤を一手一手進めてみてください。
詰将棋も、簡単なものを盤駒使わずに(配置は可)とにかく「こう指す。こう来る。こう指す。」と考えていけば、4×4マスくらいの小さいけどクッキリした脳内将棋盤が出来上がりますよ。あとは次第に難しい(手順の長い)ものに挑戦していけば、次第に広い脳内将棋盤が出来てきますよ。
とにかく一朝一夕で出来上がるものではないので、真剣に(気長にw)将棋を指して行きましょう!
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1.残像トレーニング
実際の盤でも、ネット対局の盤面でもよいから用意し駒を初期配置にして目の前に置きます。目をつぶります。一瞬目を開けて盤上全体を確認してすぐ目をつぶります。初期配置が鮮明にイメージできるまで何回か繰り返します。目をつぶっても将棋盤がが残像イメージとなって刻み込まれるはずです。これは一瞬しか見えないものを瞬間にイメージとして刻み込む能力のスイッチを入れるトレーニングであり、短期の記憶力を鍛える方法として非常に有名です。
2.駒を動かす
上記の方法で将棋盤81マスと駒が正確にイメージできるようになったら7六歩、3四歩、2二角成り、同銀ぐらいの手順を何回かイメージしてみます。とった角はちゃんと駒台に置く事も忘れずに。徐々に早くしていくのがポイント。
3.フィードバック
30~40手くらいの定跡を実際の盤と駒をつかって並べて覚えます。実際の盤と駒を使って本を見ないで並べられるようにして下さい。次に覚えた手順を脳内将棋盤で再生します。途中で混乱したら最初にもどってやり直し。何回か繰り返し、スピードの限界に挑戦するつもりで再生速度を速くしていってください。これは脳内将棋盤のトレーニングも兼ねた定跡手順のフィードバックであり、手順を暗記する方法としてとても有効です。
引用:将棋を勉強する前に
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