2012年3月27日火曜日

将棋の¨封じ手¨とは、何ですか?王将戦見て気になりました。(私は将棋無知です)

将棋の¨封じ手¨とは、何ですか?王将戦見て気になりました。(私は将棋無知です)


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1局の将棋を2日間かけて行う場合に、1日目の最後の手を盤面に指す代わりに紙に記録することです。

1日目の最後の手を示してしまうと、次の手の人は、翌日まで指す手を考えられてしまい、不公平が生じるため

このような形式にしています。

封じ手には、そこまでの盤面が描かれており、手番の棋士が別室で、次の着手(動かす駒に○をして、動かす位置を

矢印で示す)を赤字で書くことになっています。棋士によっては、符号も併記するようですが、符号の記入は規定にはないようです。封じ手は紛失などを考慮し、同じものを2通つくります。別室で記入、封をしたものに、対局者が署名します(現金書留の

割り印のような感じ)。1通を立会人が、もう1通を旅館の責任者が保管します。そして翌日、対局再開時に2通とも開封し、

その手を盤上に指して指し継ぎます。なお、このとき、万一2通に書かれている手が違っていたら2手指しで負けになるらしいで

すが、そんなケースは過去ありません。

現在、この封じ手が行われているのは、2日制のタイトル戦、名人戦、王将戦、王位戦、竜王戦の4棋戦です。

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