将棋を指す、囲碁を打つ、と表現します。
その分類は引用文のようになされているそうですが、
では、語源はどこから来ているのでしょうか。
以下のように、分類については、
「盤上のものを動かすか、そうでないか」で決まっているそうです。
ではなぜ「指す」「打つ」とそれぞれ表現されるようになったのか、
もし理由があるのであれば知りたいと思います。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1213056847...
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将棋の方でも、駒台にある持ち駒(盤上にはない)を、希望の場所に置くことは、「打つ」と、いいます。先の方の回答どおり、固い盤面に、外部から駒または石を置くと、コツンと鳴りますから、「打つ」と、言うのでしょう。
将棋の「指す」は、指さす、の「指す」で、それぞれの駒が、どちらの方向に行くか、で、競うことから来ていると思います。将棋の駒の動かし方の呼び名には、ほかに、寄る、振る、ひく、上がる、垂らす、など、たくさんありますが、いずれも「方向」を示すので、一般的に、将棋は「指す」もの。
囲碁の方は、一度置いた石は、取り除かれることはありますが、位置を変え その方向が問題になる、ということはないので、まずは、どこに置くか、というゲームなので、一般的に、囲碁は、「打つ」もの。
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駒を「動かす」から、「指す」です。
人(駒)を動かすときに、「指」の字を用います。
人に命令して動かすことを「指図」、「指揮」と言います。人を動かす命令を「指令」と言います。
人を教え導くことを「指南」と言います。
石を盤に打つので「打つ」です。
固いものを「とん」、「こん」、と当てることを「打つ」と言います。碁石は打った後、動かしませんので、指すとは言いません。
叩く、手を下に降ろす動作が含まれるものは、打つといいます。
囲碁を打つ、電報を打つ、キーボードを打つ、博打を打つ、うどんを打つなど。工事現場などでコンクリートを流し込むことを、コンクリートを打つと言います。
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>「盤上のものを動かすか、そうでないか」で決まっているそうです。
はい。その通りです。
決まった意味を持っているから「適切な言葉」にくっついて、真っ当な動詞として働いてるだけです。
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■駒を指す(指示する、動かす)
■布石を打つ(碁石は動かない)
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