2012年3月27日火曜日

将棋のルーツ

将棋のルーツ

昔の将棋は、マス目の数が 今とは違うという話を聞きました。

将棋のルーツは? 昔は現在と どう違ったのでしょうか?


|||



その起源は古く、インドで行われていた「チャトランガ」というゲームだと言われています。



これがペルシャを経て西洋に伝わると「チェス」になり、一方中国を経て日本に伝わったのが将棋になりました。

日本に伝わったのは8世紀頃で、始めは貴族の間だけで遊ばれていましたが、戦国時代頃から武家の間で流行し、やがて庶民へと普及しました。



日本の将棋は時代により盤の升目や駒の数が一定せず、最も少ない小将棋で46個、中将棋で92個、大将棋で130個、最大の秦将棋は354個の駒を使用していました。

現行の縦横9升40個の形になったのは室町時代になってからだと言われています。



そんな将棋ですが、ご存知のように世界には同じようなゲームがたくさんあります。

しかし取った駒を再使用するのは日本の将棋だけ。

「捕虜虐待だ」などと言われたりもしますが、きわめて複雑な奥行きのあるゲームになっているのはそのためなのかもしれません。

0 件のコメント:

コメントを投稿