2012年3月27日火曜日

将棋を指す際、相手が初心者なら、目線を見て特定の駒に注目している場合、 「ああ...

将棋を指す際、相手が初心者なら、目線を見て特定の駒に注目している場合、

「ああ、○○を狙っているな」と読むことは可能ですか?

逆に上級者なら目線はどうしますか?


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身を乗り出すようにして一点を注目しているなら読むことができるかも知れません。

そうでない(ある程度体を引いて眺めている)のなら、「一点」で読むのは難しいと思います。

せいぜい「右側or左側」「自陣or敵陣」を区別するくらい。



上級者の目線は…

①5五のあたりを凝視?している(ように見えて盤面全体を見ている)

②視線が動きまくっている

のどちらかだと思います(自分は大抵①)。

一点集中だと、遠くにいる大駒の利きをうっかりしやすいので。



そう言えば、昔勤めていた会社の同僚で、

「自分が盤面の左半分を睨んでいる隙にこちらの駒台から銀を盗んだ」

とんでもない奴がいました。

…終局(相手に言われる)まで気づきませんでしたが(気づかない自分にも非はある)、

銀損(?)でも自分が勝ちました(笑)。



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目線で「特定の駒」を判断することは不可能でしょう。



ただ敵陣、自陣くらいの大ざっぱなところなら目線でも判断できます。

プロの自戦記に書かれていたことですが、一手違いの際どい終盤戦で自玉には詰みが生じている、「これは負けか」と観念して相手の方を見ると相手も自分の玉の方ばかりを見ている、これは詰みに気づいていないな、と思って自信満々の振りをして待っていると案の定、持ち駒を使って受けの手を指したので詰みが消えてしまい、逆に強気で攻め続けて結局その将棋を逆転してしまったそうです。



こういった漠然としたことなら目線から読むことも可能だと思います。


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相手が自分よりずっと弱いなら、もちろん、非常に参考になります。読み筋が大体予測できるからです。



有段の人相手でも、相手の視線のあたりを読み直してみて、自分の勘違いや相手の読み違いに気づくことは、当然ありますよ。


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目線ではまず読めないでしょう。

あなたもそうだと思いますが、2手3手先を読む場合、盤面はなんとなくしか見てないはずです。

ましてや上級者となれば盤面は目の前にあるだけで、ほとんど頭の中の世界ですよ。



強いて言えば顔色を伺うのに目線を参考にすることはあるかもしれないですね。

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