ネット将棋たまにやりますが、考え込むことができません。どうしたらコンピュータの画面に向かって考え込めるんでしょうか?
なので、だいたい2分切れ負けあるいは3分切れ負けでやります。2分切れ負けでも強い人には勝てません。3分切れ負けなら、ある程度時間切れにならないテクニックは身につけました。
思うに、対局は相手と顔が向かい合っている、投了は相手に対する意思表示であるべきで、ネット将棋で真剣勝負なんてあり得ないと思うんですが、こんな私には何が不足しているんでしょうか?
(ちなみにアマ初段くらい)
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実際の将棋盤でどのくらい考えているか、そしてどう読んでいるか、を考えてみましょう。
相手と面向かって読んでいると、表情や息遣い・手つき等で読む材料が増えてきます。そして、その場の最善らしき手を見つける事も可能なんですね。しかし、ネット将棋の場合そういった要素はなく、読む材料が将棋盤だけになります。つまり純粋技術ですね。だからこそネットの初段は実際の初段より強いのではないでしょうか。
現在当方は将棋倶楽部24で6段に在籍していますが、自分が初段の頃を考えれば、対局相手の顔色をうかがって、「このへんかな?」と指していた記憶もあるので、的外れならば謝りますが、まず実際の対局でご自分がどのくらい読んでいるかを確認してみるべきでしょう。PC画面だから考えにくい、という要素はあるにせよ、考えている量にさほどの差が生じることもないと思います。
厳しい言い方ですいませんが、自分の場合は「環境のせいにはしない」というのを心がけてここまで来たので、自分の読み筋を確認するいい機会だと思って検討して、大きく飛躍して欲しいという思いで書き込ませていただきました。顔色うかがいや切れ負けなどではなく、純粋技術で勝負してみてください。真剣にも指せますし、必ず強くなれます。
重ねて言いますが的外れでしたら大変申し訳ありません。寛容な気持ちで聞き流していただければ幸いです。
蛇足ですが、だからこそプロのネット棋戦が成立するのです。プロも相手のことを見ていないという事はないと思いますが、盤面での技術があれば、真剣に考えることもできているはずですよね。
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その気持ちすごく理解できます。
自分もパソコンに向かって将棋を指してもいまいち頭が回っていないというか(将棋ソフトの時なんか待ったばかりする)、本気になれません。確かに他の回答者がおっしゃるように、ネット将棋に対して向き不向きがあるとは思いますが、脳トレで有名な川島隆太教授のある実験でこんな結果が出ているそうです。
ある小学生2人の頭に脳がどれだけ活発に働いているかを測定する機械を取り付けて将棋または囲碁をやってもらいます。
まず、お互いが面と向かってやってもらいます。・・・・①
次にパソコンを通じてやってもらいます。・・・・②
結果、脳の活動は②よりも①の方が活発に働いていたそうです。教授曰く、「面と向かって行うことによって、相手の表情から何を考えているのか推理したり、自分自身の手を使う(駒を動かす)ことによって脳が活性化していると考えられる」らしいです。
この実験からすれば、ネット将棋の時に考え込むことができないのも理論的にも有り得そうです。なので、あなたの悩みや意見は道理にかなっているのかもしれませんよ。
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自分は
「やはり将棋は相手と顔を向け合って指したいものだ」
と言う古い?人間ですが、それでもネット将棋はやりますし、
PCの画面に向かって長考もしています。
24では15分→60秒で指すことが多いですが、
戦形や局面によっては15分はおろか30分でも短いと思うことがあります
(最高で1手に12分くらい考えた)。
そんな自分でも、考えるのが嫌になることもあります。
公私いずれかで悩みや不安などがあって真剣に?将棋に打ち込めない時は、
時間が十分にあっても手拍子で指して(そしてあっさり負けて)しまいます。
…多分質問者も似たような状態なのではないでしょうか?
そういう要素がない、または取り除いてもPCの画面に向かって長考できないのなら、
それはもう「体質」の問題かもしれません。
「ネット将棋で真剣勝負などあり得ない」と言っても、
今はプロの公式戦にもなっている時代ですから
(「大和証券杯ネット将棋・最強戦」。
尤も、プロの場合は相手が見えないだけでお互いよく見知った間柄ですが)…
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人それぞれ、向き不向きがありますからね。
「ネット将棋で真剣勝負なんてあり得ない」と考えていらっしゃる時点で、ネット対局には向いていないような…(^^ゞ
私は、将棋を単にゲームとしてとらえていますので、深く考えたことはありません。
勝負と思わずに、遊びの感覚で指したらどうでしょうか?
これは蛇足ですが、2分切れ負けとか3分切れ負けの勝負って、将棋といえるのでしょうか?
将棋の醍醐味である「読む」ということが、すっぽり抜けているように思えてなりません。
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