将棋は、一番盤の端に王将が、いくほど、詰むのではないでしょうか?逃げ場がなくなって、詰みやすいですか
周りを、味方の駒で、王を囲む以外は、王が端にいくのは、詰みやすいですか?王が
逃げる場合は、上に逃げる方が、詰みませんか?
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王様が中央に居た場合を考えて見ましょう。すると・・・
▽↓▽
→玉← 四方八方から狙われます。
△↑△
今度は、穴熊のように隅っこに居る場合は・・・
|↓▽
|玉←
' ̄ ̄ ̄
二方向とか三方向とかになりますね。
不意な王手(王手飛車とか)などを考えると、あちこちから
狙われない方が安全と言えます。
が、
今度は逃げ道となると、おっしゃるように隅っこでは逃げようが
ないです。(雪隠詰めを避けて、盤の外に避難した友人が居ましたが
ルールー上論外ですね・・・)
逆に中央に居る王様は逃げ道が多いので、寄せにくいと言えます。
では、なぜ穴熊みたいに墓穴に入るような事をするかと言えば、
王手がかかり難いから・・・逆に王手がかかりだすと、そのまま
寄っちゃったりします。
要は「背水の陣」なので、簡単に王手がかからないことを強みとして
大駒(飛車角)なんかもバッサバッサ切って、相手の王様に必死が
かかれば良し!と攻めるんです。
アマチュアの将棋に穴熊が多くなったのも、頓死(不意に詰んじゃう)
になりにくいから・・・端攻めが無ければ、横方向からの寄せさえ
気にしていれば、逆方向からの頓死なんて無いわけです。
このあたりの魅力に取り憑かれて、私も穴熊党になってしまったの
ですが、最近は広さと逃げ(王様がサーカスのようにするする逃げる)
の面白さから、右玉ばかり指してます。(^^;)
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玉がすみっこで詰まされることを”雪隠(せっちん)詰み”と言います。雪隠とはトイレのことで、トイレのような逃げ場のない狭い場所で詰まされるということです。
守備駒がいなければ真ん中付近にいた方が詰まされにくいですが、正面と左右の3方向から攻撃を受けることになります。
上に逃げると敵の駒がいっぱいいますので、前と後ろから攻撃を受けることになりますが、敵の陣地内に入ってしまえば(これを”入玉=にゅうぎょく”と言います)、詰みにくくなります。なぜなら、駒は後ろに行くのはあまり得意ではないですし、”と金”などでベタベタ守ることが出来るからです。
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端にいる玉は片方からしか攻められないので詰みにくいです。
逃げ場があるような場所にいると、王手飛車取りや王手角取りをかけられて結局負けます。
上とか下とかではなく、王手がかからない場所に逃げなければなりません。
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