高飛車とは本来は将棋のことですか?
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高飛車という言葉は確かに将棋由来ですが、実は将棋の分野ではもう使われていない死語だったりします。
将棋盤は9X9でその5段目に移動する飛車を高飛車と言ったのですが、この5段目に飛車が動くことは長らくあまり有効な手段とはされていなかったため、死語となったと考えられます。
20年くらい前、これを中段飛車と呼ぶよう主張したプロ棋士がおりましたが、必ずしも一般的ではありませんでした。
この10年ほど、飛車を5段目に移動して戦う画期的な戦法が開発され、開発の中心となった棋士の名をとって中座飛車戦法と名づけられ、これは一般的な名称となっています。
ちなみに浮き飛車は一般には4段目に飛車を置くことで、高飛車とは正確には一致しないです。
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はい、そうです。将棋には浮き飛車(高飛車)と引き飛車がありますが、今でこそ両方使われていますが、昔、矢倉の全盛期にはほとんど引き飛車だけでした。何故なら浮き飛車だと相手の金銀が近いので、飛車がいじめられます。なので引き飛車ばかり使われていました。そこから、「高飛車を使う→高慢な態度」となり高飛車=高慢となりました。 追加→正確には自分から見て下から3段目よりも上の段に飛車を構える事を「浮き飛車」と言い、とくに5段目に飛車を構える事を高飛車と言いました。
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