将棋で質問です。
昭和の文豪菊池寛の言葉で「人生は1局の将棋なり指し直す事あたわず」と聞いた事がありますが、
この発言の出自をご存知の方教えてくれませんでしょうか?
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正確には
「人生は一局の将棋なり 指し直す能わず」
で「事」は入っていなかったような気がします。
菊池寛はアマ六段だったそうです。
また、当時の文藝春秋社は社長室に
将棋盤が置いてあるようなところで
編集者にも将棋を指させたらしいです。
作家も囲碁、将棋の愛好家が多かったようですし…
この言葉は確か
マンガ「月下の棋士」でも使われていました。
出自を探すのは大変で難問です。
青空文庫の
将棋
菊池寛全集 第一四巻
出版社: 中央公論社
初版発行日: 1938(昭和13)年6月
http://www.aozora.gr.jp/cards/000083/files/1344_22315.html
にもありません。
人生 将棋 site:www.aozora.gr.jp
で検索してあたらないので…
青空文庫に未登録分を
国会図書館などで調べても見つかるかどうか。
今は田舎にいるのでちょっと調べられません。ごめんなさい。
こういうことを調べるのが好きそうな仕事にしている人に
お願いしたら?
http://mtmt-blog.com/
補足:
なるほど、ここですか
http://www.k4.dion.ne.jp/~tenryu19/newsyouwa.html
勉強になりました。時代的にかぶるので可能性がありますね
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三上卓作詞 青年日本の歌(昭和維新の歌)に以下の歌詞がありますので、菊池寛はこれをパクったのではないかというのが私の意見です。
三、噫呼人榮え國亡ぶ 盲いたる民世に踊る
治亂興亡夢に似て 世は一局の碁なりけり
3番の歌詞
国は栄ながらも滅びの道を辿っている。
それを自覚せず道理を悟らぬ輩は大手を振ってまかり通っている
まるで夢のように世界の歴史は治乱興亡を続けてきたが、
その姿は正に一局の碁を打っているかのように。
我国はその兆しを見ているのか?
参考文献
青年日本の歌/著書 前田一可博士
発行/細田政治経済研究所
ちなみに菊池寛は将棋は強かったようですが、碁の実力は至ってお粗末だったみたいです。三上某なるはあまり尊敬に値するような人物ではありません。
私は、朝可否、是真実の類の者ではありませんので念のため。
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