将棋のプロタイトル戦で使われる盤は何寸なのでしょうか?
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特に決まりはないと思います。
が、写真や記事を見ると六、七寸くらいが
多いように感じます。
長時間でも疲れにくい高さなのでしょうかね。
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六寸以上で最高は八寸です。
第36期名人戦(中原-森)昭和53年に
有名な吉田寅義氏作成の八寸盤が使われたそうです。
中原名人は前日の検分でこれは八寸だね。と直ぐわかったそうです。
手持ちの観戦記集では触れられていませんが、
写真を見る限り第一局
(有名な森八段(当時)の剃髪があった将棋)
のようです。
恐らく、座布団の厚みを厚めにするなどで対応したようです。
江戸時代の御城将棋は
三寸八分が正式な寸法だったようです。
脚の高さは今も昔も三寸です。
盤の大きさは、現在は
縦 一尺二寸 (36.4cm)横 一尺一寸(33.3cm)
江戸時代は
縦 一尺一寸 横 一尺八分
でやはり大きくなっています。
現在でもオークショ等ではたまに
この規格を守っていない盤がありますが、
高級駒だと大きくて升目に入らない可能性がありますので
避けるのが常識です。
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