2012年3月18日日曜日

囲碁盤の番号の数え方は左から右へ1、2と数えますが、将棋は右から左へ数えます...

囲碁盤の番号の数え方は左から右へ1、2と数えますが、将棋は右から左へ数えますよね?誰が決めたんでしょう?


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江戸時代の棋譜からそうなのですが、

古典詰将棋の解答を見ると、説明式というのがあります。

(初手香ニテ桂トル 等)

現在の数字の記号は慶長年間にできたらしいですが、

誰かはわかりません。

恐らく将棋家元

初代名人大橋宗桂か二代名人大橋宗古と思われます。

ただし、アラビア数字+漢数字ではなく

漢数字のみです。

七六歩のようなかんじです。

ただし、昔は右から書いているので、正確には

六七

.歩

のようになっています。

また、いろは符号というものもあります。

ネットにはないので作成しました。

1637年(寛永14年)

三代将軍家光、二代名人大橋宗古の時代からあったようです。

古棋書だと草書体で読めない字があったのですが、

天狗太郎氏の将棋金言集にあって助かりました。



補足:

勝手に新聞将棋のせいにしないで下さい。

新聞に最初に将棋の記事がのったのは

明治27年(1894)の萬朝報で、

棋譜が載ったのはその数年後のはずですが、

江戸時代から座標式はあります。



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新聞将棋、新聞碁の都合で、座標形式になりました。

将棋は、江戸時代の「いろは式」の流れで、上手(後手)の左手側を原点にしました。

囲碁は、逆に、上手(白)の右手側を原点にしました。

囲碁の国際式は、左下を原点にしてます。

4のBとか。

これはチェスを参考にしてます。

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