2012年3月20日火曜日

将棋が好きな方は、江戸時代に作られた詰め将棋も挑戦されていて、盤面が出てきた...

将棋が好きな方は、江戸時代に作られた詰め将棋も挑戦されていて、盤面が出てきただけで、



「あ、これは『無双』にあったな」



と思い出すことが出来るのでしょうか。


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過去に

将棋図巧 第12番

が質問に出たことがあります。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1024494120

この問題はすぐに気が付きましたが

これは図巧の中では極めて易しい問題だからです。

図巧、無双は難しすぎて

全問に取り組んでいないので

見た瞬間に気が付きそうなのは1割くらいでしょうか。

解いてみたら気がつく可能性もあります。

江戸時代の問題は妙手説なので

正解手順が今の基準と違います。



図巧、無双の200題を解けば

(正確には4題ほど詰まない問題がありますが)

必ずプロ四段になれるといったのは

米長邦雄永世棋聖です。

確かにこの200題を解くのは

とんでもない労力が必要です。



明治初期の話ですが

大矢東吉

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%9F%A2%E6%9D%B1%E5%90%89

http://www38.tok2.com/home/hmika/OoyaToukichi.htm

が家元に八段昇段を

要求した時に

時の 十一世名人 八代目伊藤宗印

が大矢氏にこれ(図巧、無双)が解けたら

八段にしてやろうと言ったそうですが、

余りの難解さに途中で投げ出したといわれています。



また、羽生名人も図巧、無双を全題取り組み終えたのは

初タイトルの竜王を取った後(19歳)

だったそうです。



私の実力では1題平均5時間はかかりそうなので

少なくとも1000時間は必要です。

学生時代にでも取り組んでいないとちょっと無理ですね。

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